第44回キングストン大会詳報
 写 真クリックで 一部映像がまもなくごらんに なれます。
(  出演バンド記録に戻る )


▼バックインタウン開店24年。キングストン大会は44回を数えます。もう9月になろうとしているのに連日の猛暑でしたが、これにもめげず、多くのバンドと観客が曙橋に結集しました。
▼ナント8バンドの出演は最近では稀有の現象。老齢には勝てず、近年はメンバー欠落による活動低下が目立つ中、久しぶりの熱気と活気。
▼ハイライトは21年ぶりの出場を果たした旧 Baside Club Band。バンド名を変えて神戸キングストン・トリオ。その名の通り、神戸から新幹線で駆けつけて、以前にも負けない迫力演奏。
▼参加バンドが多すぎて収まりきらないのがPPM大会。10数バンドエントリーで、キングストン大会にもゲスト出演することとなりました。PPMバンドは「静か」のイメージだが、楽器も歌声も大迫力で拍手喝采。
▼久々の盛り上がりを見せた第44回大会でしたが、次回へのつながりを期待。


-The Reveries
-


Oh, Miss Mary
Blowin' In The Wind
One More Town
River Run Down
Road To Freedom


-KITY-

This Little Light
One Too Many Mornings
Hard Traveling
Midnight Special
Gotta Travel On




▼ 腰痛手術の後遺症で重いベースを運べないベースマン、車を運転中に寝てしまうボブ ▼などなどの老齢化現象対策のため、練習回数・時間を半減させたレバリー ズ ▼その影響のほどは良くわからないが、中学時代から60年間メンバー変更なし(喧嘩なし・病気なし)のメンバー構成だけは唯一誇れるそうだ。 ▼ 元 Kingston Mar II、Factor 4 Men, Rovin' Gamblersのメンバーが結集して新規結成したバンド KITY ▼姓の頭文字をつなげ、「キティー」と呼んで欲しいとか ▼そんな「かわいげ」があるか疑問だが、新しい取り組みには大きな拍手 ▼新調した「くっき りストライプシャツ」も評判が良く、今後も期待できる伸長株 ▼でもMCが長いと、たびたび照明が切られる場面も。

-Kingston Mark IV-

Get Away John
If I Had A Ship
When My Love Was Here
Chilly Winds
Hard Traveling


-Golden Birds-

Pulling Away
Genny Glenn
Roddy McCorley
Remember The Alamo
Farewell Captain


 
▼4 世代続くキングストン・マークシリーズは今後いくつまで続くのでしょうか? ▼ずっと続いて欲しいと思うほど、しっとりとした曲も早い曲も聞かせるワザを持ち続けているのは驚嘆 ▼When My Love Was Here のソロと、Chilly Winds のベースマン・ソロはめったに聞けない聞きどころです。 ▼ ご多分に漏れず、腰痛で座っての演奏のデーブさん ▼それでも迫力のある歌声を聞かせてくれました ▼第33回大会ごろから、ほぼ連続出場のベテラン・バ ンドはますます円熟味が増して、「聞かせるバンド」に変身かも ▼ Roddy McCorley のスネアの音はギターで弾いてるとは思えない出来でした。


-Ne Moving ( PPM ) -

Don't Think Twice It's All Right
Settle Down
500 Miles
The Good Times We Had
No Easy Walk To Freeedom

Enchore: Come and Go with Me


-神戸 Kingston Trio-

Worried Man
MTA
Green Back Dollar
Tijuana Jail
Hobo's Lullaby
I'm Going Home
Echore: Tom Dooley



▼PPMバンドはどうして皆さん音程がしっかりしてるのでしょう ▼PPMバンドはどうしてハーモニーがきれいなのでしょう ▼PPMバンドはギター2台 しかないのにどうして多彩な奏法ができるのでしょう ▼PPMバンドはどうして演奏に迫力があるのでしょう ▼キングストン・バンドとしては、今回いろい ろ勉強をさせてもらいました。 ▼特筆すべきは軽妙な大阪弁のMCがテンポ良く演奏を引き立て、アンコール含めて全7曲のステージがあっと言う間に過ぎてしまいました ▼2000年前後 の本場キングストン・トリオの演奏アレンジが新鮮味を感じ、乗りのいいステージ ▼神戸で楽器店を経営するバンジョーマンが楽器メンテをしてくれるそうで すから、うらやましいかぎり ▼神戸へ行こう!


-Kingston Farms -

One Too Many Mornings
The Early Morning Rain

Baby You've Been On My Mind
Where I'm Bound

Rovin' Gambler/This Train



-Sunny Side Top -

Hard Ain't It Hard
Goin' Away For To Leave You

Corey, Corey
Georgia Stockade

Rider



▼第37回キングストン大会出場以来5年ぶりのエントリーだが、ベテラン・バンドの域を超えた情熱 ▼8弦テナーも駆使してキングストンを追求 ▼横浜の HAMAFOLK にも属し、今年はナント62回目のコンサートが予定されている ▼1966年設立だから現在も活動している数少ない老舗のひとつ ▼John と Nick が Duo で演奏する Bob Dylan の曲を取り上げて Duo で歌うのは、これまた「通」好み。 ▼ くじ引きでトリを取ったが、取るべくして取った演奏順 ▼演奏予定リストを見てビックリ、5曲全曲、バンジョー曲の、しかも超早の曲ばかり ▼「楽器2台 3台も運ぶのメンドウだから」、とさらりと言うが、合計年齢300歳を超えての「挑戦」と見た ▼当大会だけでなく、他ステージもこなす超人のワザがいつ までも続いて欲しいものです ▼予定通り5曲を息も切らざず、手抜きもせず、ひよりもせず、完璧に演奏 ▼アッパレ!!


-Ending -

This Little Light



Copyright 2025 Back In Town