第42回キングストン大会詳報
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▼20年を超えて続くキングストン大会も42回目を迎えることとなった。ブラフォー大会には Bob Flick からメールが届くなど、盛り上がりが続いているが、本家本元米国のキングストン・トリオはオリジナルメンバーが皆他界し、現在のトリオはどうなっているの か、日本では誰も関心がないようだ。

▼唯一のなぐさみは亡き Dave Guard の息子が昨年来日し、バックインタウンなどでニューーフロンティアズのメンバーなどと演奏したことかもしれない。そうした動きとは関係なく、キングストン 大会は今日も続き、参加バンドはとりあえず元気。

▼当初6バンド出場予定で大騒ぎとなると見られていたが、楽器を弾かず、風邪をひいたとか体調不良とかで、2バンドが出場できなくなり、直前の1曲追加で おおわらわ。

▼以前ならば臨時の促成バンドが2,3できて、あっという間に穴埋めされてしまうのだが、寄る年波と気力の低下はぬぐえず、史上初と思える4バンド開催と なった。それでも出場バンドは皆元気でキングストン大会らしい活力ある雰囲気で一杯でした。


-Kingston Mark IV-

The Early Morning Rain
Two Ten Six Eighteen

Hard Travellin
Children Of The Morning
Lock All The Windows
Farewell Captain





-The Reveries-

Long Black Veil
One More Town
Tomorrow Is A Long Time
Leave My Woman Alone
The First Time
Old Joe Clark

▼ 腰痛で動けない John さんが交代したので、IV のナンバーを付けてくじ引き一等を引き当てたオーナーバンド。今後も V, VI, VII と代々引き継いでキングストン大会をリードしてもらいたいもの▼ベテランメンバーぞろいではあるが、練習不足は否めないとはいえ、キングストンの味が十分 出ていた演奏▼MCとグレンSさんのギターサポートも見逃せない本格ステージでした。
▼42 回の大会のほとんどに参加している割には上達度があがらない、と思っていると「結構いいよ」という人もいれば、「ブラフォーと区別がつかん」との声も。▼ そういえば昔の録音と比べてみると声の張りがなくなったと思うのはやはり歳のせいでしょうか▼WFCで演奏した Dave の曲をこのメンバーでは初めて歌ったが、毛色の変った曲に挑戦するのもいいもんだ。

-Martin Captains Trio-

Georgia Stockade
All The Good Time
Hard Ain't It Hard
Haul Away
Tijuana Jail
Road To Freedom


-とりあえず-
One Too Many Mornings
All The Good Time

Love's Been Good To Me
Gotta Travel On
This Train
Worried Man



▼10年以上前から数多くキングストン大会に出場しているベテラン・バンド▼鮮やかなストライ プを着こなし、背の高いバンジョー奏者のいるバンドは絵になります。▼Dave 時代の曲を含む演奏曲のラインナップはどの曲もキングストンならではの見事な選曲。▼加えて New Frontiers のアレンジバージョンで歌う Hard Ain't It Hard も曲調の変化に色を添えて、これまたお見事でした。 ▼ コロナ禍の第39回大会から4回連続出場の本バンドはバンジョーを主体とした John Stewart 時代の軽快な曲を選んで、今回も元気に演奏。▼学生時代から歌っている This Train をはじめ、リズミカルなノリに大きな拍手。▼Bob さんのMCは「歩く百科事典か Wikipedia 」と評されるほどの博識を披露し、客席もビックリ。▼キングストンのコピー一辺倒ではないアレンジにも好感。
-Ending-

I'm Going Home


 
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