第32回キングストン大会詳報  写真クリックで 一部映像がまもなくごらんになれます。
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▼32回目を迎えた今夏のキングストン大会は9バンドが参加。13バンド参加の大会もあったが、それでもまだまだ他の大会に比べると参加バンド多数。1バ ンド4曲も歌えるのは幸せか。
▼今夏はどのバンドも活力あふれる演奏で、「歳をとってもまだまだ。。」 とは、まさにこのことか。
▼後半になるにした がって熱気あふれる演奏が続き、次第に客席も酔っぱらって騒々しくなるなかで、聞いてもらえる力量とわざを持ったベテランバンドには敬服。
▼今回撮影した映像はすべてアップなしの遠景のみだから、映像効果より、演奏音の訴求力が問われるところに注目。
▼次回来年2月の大会では、観客からリクエストをつのり、何曲か演奏する「リクエスト大会」を企画するとのマスターの弁。17年目突入のためには工夫と健康が一番。
 

-Close Up-

Get Together

Colorado Trail
John B Sail
The Last Thing On My Mind

-The Reveries-

Where I'm Bound
Gotta Travel On
One More Town
Road To Freedom




▼くじ引きで一番手を引いた Close Up は比較的おとなしい曲で全体をまとめあげた。▼バンジョーや12弦も取り入れて、大過なく演奏▼客席からは「まだお客が酔っぱらって騒ぎ始める前に演奏を聞けたのでよかった」と辛口の声も。
▼ カナダで購入したユニクロ風チェック模様のシャツで登場したレバリーズ。キングストンはストライプだろう、の声にもめげず歌い切った。▼ブラフォー大会と の二股のせいか、声が出てない、と言われ続けてきたが、今日はどうやら及第点か。▼VEGAとGIBSON2台のバンジョーで2曲を弾き分けてみせたが、 「どこが違うんだ」とは観客席の声。
-Sunny Side Top-

Greenback Dollar
500 Miles
Hobo's Lullaby
El Matador
-Ramblers-

One More Town
Chilly Winds
Children Of The Morning
Lock All The Windows
 
▼ サニーサイドトップ=SST は Mash Liquor の1名が交代したとはいえ、メンバー全員ベテランぞろい。▼いつもはバンジョーも、もちろん入って迫力ある多彩な演奏を繰り広げてくれるが、今日はどうい うわけか、バンジョーなし。「歳をとって楽器運びが大変」と冗談を言うが、バンジョーなしでもこの切れ味。▼「500マイル、懐かしいね」と客席の声。 ▼John Stewart の名曲 One More Town はNick のソロ部分をメンバーが順次歌うアレンジのランブラーズ。▼Chilly Winds の出だしを何回も間違えるシーンは必見、大爆笑。客席からは「2曲分の時間だから1曲減らせ」と冗談も▼おかげで毎回テーマを立てて演奏する今年のテーマ を忘れてしまった、何だっけ?そうだ4曲すべて John Stewart の曲でした。
-Martin Captains Trio-

This Little Light
Hobo's Lullaby
Road To Freedom
All The Good Times

-Factor 4 Men-

One Too Many Mornings
Genny Glenn
Get Away John
I'm Going Home
   
▼第 2部トップは Martin Captains Trio。軽快なノリの This Little Light から始まった演奏が心地よい。▼今大会はダブりの曲が多かったが、Martin Trio も2曲。「早いもの勝ち」とかけしからんことを言っているグループもあったが、それぞれのバンドの持ち味が発揮されてそれなりに楽しめた。
▼4 曲中3曲がバンジョー演奏だった Factor は、毎回歯切れのよいリズムに乗せて元気一杯の歌声。▼めずらしく毛色の変わった Get Away John も演奏するなど、多才なところを見せてくれたが、最後はおなじみ I'm Going Home で締めくくって、会場からはアンコールの声も。
-Kingston Mark II-

Gotta Travel On
One Too Many Mornings
Turn Around
Farewell Captain
-Princeton Party-

Georgia Stockade
Worried Man
Long Time Blues
Low Bridge
 
▼Mark II, Mark III, Mark IV とキングストン大会に参加してきたが、今日は Mark II。▼このメンバーが新宿ウィッシュボンに出演していた演奏を聞いてキングストンが好きになった人も多いと聞く。▼2曲ダブりだが、さすがの貫禄演奏。 Turn Around のしぶい歌声は他の追随を許さず、客席も静まり返る名演奏。
▼ 今回のプリンストンは迫力が倍増したかのような演奏。キングストン大会恒例のさしもの騒々しい客席も、この迫力に圧倒されたかのような雰囲気に。。▼打っ て替わってブルージーな Long Time Blues のアレンジと演奏のリズム感は本家キングストンの演奏よりモダンな感じがすると言ってもいいすぎではないでしょう。

-ひょっこりーず-

Rocky
Adios Farewell
Jackson
人間ドック



-Ending-

Good Night Irene


▼ キングストンの枠に収まりきらないユニークな持ち味のひょこりーずの演奏はいきなりキングストンの数少ないドイツ語の歌から始まった。▼メンバー一人が、 大手術から無事復帰した記念すべき、しかもトリにふさわしい選曲。▼Salty Dog の替え歌でおなじみの「人間ドック」は今回もカットなしでお聴きください。
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