第29回キングストン大会詳報  写真クリックで 一部映像がごらんになれます。
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▼第29回大会は大雨の中、12バンドが出場。たしか13バンドがこれまで最多だったので、2番目の記録か。会場のバックインタウンも今年は開店15周年。8月には記念すべき30回目の大会となる。

 ▼今回は関西方面から Rustic Men が遠路参加。特別に4曲演奏したが、新幹線往復、2泊でギャラなしでも魅力のキングストン大会で大いに盛り上がって大拍手。

▼いつもの一本マイクを変更して個別マイクを採用したせいか、「動き」に欠けるが、「音」は多少良くなった感も。3曲演奏に減らして皆さん終電に間に合ったでしょうか。


-Gin Fizz-

Hope You Understand

The First Time
Midnight Special


-Rustic Men-
One Too Many Mornings
Two-Ten, Six-Eighteen
Hobo's Lullaby
This Land Is Your Land



 くじ引きでトップバッターを引き当てたGin Fizz は初演奏の First Time を可憐に演奏。なんと「解散前ライブ」を行うと聞いてびっくりしたが、「閉店前セール」と一緒だそうで一安心。
 関西から遠路参加したこのバンドはベースとグレンキャンベルも従えた本格派。8弦テナーも入って、堂々貫禄の充実演奏で拍手喝采。ボタンダウンでなくてもカッコいいストライプシャツでした。


-Blackbirds-


Away Rio

Children Of The Morning
Farewell Captain




-The Ramblers-

Chilly Winds
Blowin' In The Wind
Lock All The Window



 平均年齢は高いほうにもかかわらず、いつも迫力満点のこのバンド、今日も元気一杯の演奏でした。一本マイクじゃあないので、その迫力も倍増の感あり。  今回の演奏テーマは「風」。あれ、Window は「窓」ですが、 Wind を通すのが Window。 Blowin' In The Wind ではベースマンがハーモニカを吹いてちょっと歌いましたが、泉谷しげるのボブディランとか。撮り逃したのが残念。

-ひょっこりーず-

If I Had A Ship
Woody's Song
Greenback Dollar

-The Kingston Mark III-

Children Of The Morning
She Was Too Good To Me
Rider


 いつもユニークな演奏のひょっこりーず。 Woody's Song もよかったですが、グリーンバックダラーならぬ、ルイジアナママには大笑い。写真クリックすれば、これだけはノーカットでご覧になれます。
  キングストンファンならば誰でも好きなBob Shane の名曲を Bob Shane 以上に歌い上げるを名演奏。他バンドとダブった他2曲もさすがのベテラン演奏でした。

-よこじまトリオ女子部-

M.T.A.
The Early Morning Rain
Salty Dog

-The Reveries-

Coming From The Mountains
Love's Been Good To Me
A Worried Man




 ますます迫力が増進中のよこじまさんですが、テナーギター、12弦ギター、バンジョーもそろえて本格演奏まっしぐら。外国のファンからの注目も倍増中とか。


 3曲中2曲は4弦テナー演奏という選曲。あまり出番のない楽器が活躍しました。名曲 Love's Been Good To Me もしっとりと聴かせた、とは客席の声。

-The Princeton Party-

Haul Away
River Run Down
Saro Jane



-Close Up-

Hard Travelin'
Tomorrow Is A Long Time
500 Miles




 River Run Down のソロは秀逸と、客席で「おー」の声。こだわりのリズムの切れ味は増々するどくなる一方。歳を取って切れ味が悪くなるのは滑舌と「あっち」ですが、このバンドには当てはまらない。


3本マイクの効果もあって、客席の喧騒を抑える演奏とMCでした。懐かしの500マイルもシットリ・クッキリ心にしみる響は、出場回数を積み重ねた成果でしょうか・。

-The Kingstones-

Hard Travelin'
Coast Of California
Goin' Away For To Leave You


-Factor 4 Men-


This Little Lightl
Corey Corey
Rider



バンドメンバー1名の体調不良で急きょ代理演奏の Mash Liquor バンジョーマン。平均年齢を押し上げてしまって、迫力演奏はちょっと低下かと思われたが、難解曲を短期に仕上げるなどあっぱれ。


くじ引きでトリを取ったのに、というか、トリにふさわしいリズム感と「ノリ」のファクターは「キングストン」のライブ演奏を彷彿とさせるキャラクター。 Corey, Corey のフレーリングは右に出るものなし、のピカイチ演奏だったとは大方の声。


-Ending-

When The Saints Go Marching In

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