第26回キングストン大会詳報  写真クリックで 一部映像がごらんになれます。
( 出演バンド記録に戻る )

▼ 第26回大会は13バンドのエントリーがありましたが、メンバー体調不良などで2バンド欠場。でもその2バンドが合体して臨時参加するなど、これまで以上に盛り上がった大会でした。

▼12バンド全35曲は事実上一曲もダブりがないという、たぶん大会史上初めての出来事。唯一の同名異曲は Salty Dog でしたが、日本語版も飛び出してこれが聞き物。

▼バックインタウンでは今後「モダンフォーク祭り(大会)=仮称」として、キングストン、ブラフォー、PPM、MFQなどの主要フォークトリビュートバンド参加のイベントを開催する予定だそうです。ますます熱気が入りそうですね。

-CLose Up-

Colorado Trail
Lei Pakalana
One Too Many Mornings

-Kingston Mark II-

Coming From The Mountain
500 Miles
MTA


 くじ引きで1番手を引き当てたClose UP。アルバムからバンド名をとるのはけしからんとか言われながらも、堂々の演奏。出場回数も増えて、しっとり曲も聞かせます。  今回は「Mark II」としての登場。このメンバーでの大会出場は初めて、とはビックリ。新宿ウィッシュボン、レギュラー出場のベテランだけあって、キングストンの名曲の雰囲気をそのままレコードから会場に運んできたかのようでした

-Kingstones-

Coast Of California
Tomorrow Is A Long Time
Old Joe Clark


-Martin Captains Trio-

Ah,Woe, Ah, Me
Long Time Blues
One More Town



 今回は Dave Guard 時代のしぶい曲も取り入れてベテランの貫禄。演奏時間が1分50秒と超短い Old Joe Clark もじっくりたっぷり聞かせてもらえました。  John Stewart の名曲も取り入れて、しっかりした演奏でした。英語セリフの難しい、 Ah, Woe, Ah, Me は一瞬の日本語も取り入れて、大会初演奏でしょうか。
-Ramblers-

Go Tell It On The Mountain
Greenback Dollars
My Rambling Boy
 
-Princeton Party-

Haul Away
River Run Down
El Matador



 体調不良で1名欠場の Ramblers。ベースマンが歌唱に参加してしっかりと歌い上げました。会場からは「泉谷」の掛け声、メンバーいいわく「しっくりこない」などの評もありましたが、何の何の堂々たるもの。
  River Run Down も Princeton が歌うとこうなるのか、と感心しきりの名演奏。交通信号とみまがうシャツに身を包み、いつも以上の迫力演奏でした。

-Blackbirds-

Hard Ain't It Hard
Two-ten, Six-eighteen
So Hi


-Factor Mash-

Goin' Away For To Leave You
I'm Going Home




キングストンのオープニングライブ曲そのままの演奏雰囲気でスタートした Blackbirds。今回も迫力ある演奏を繰り広げてくれました、が、ちょっとお疲れかな。


Mash Liquor と Factor four Men のメンバーが臨時合体。とは言っても練習なしで、これだけの演奏を聞かせてくれるのはやっぱりすごい。これならキングストン大会はいつまでも続けられそう。

-Reveries-

Road To Freedom
Isle In The Water
Reuben James


-ひょっこりーず-

Woody's Song
Jackson
Salty Dog



前回フルメンバーで出場できなかったレバリーズ。その時やる予定だった曲を今回にまわした手抜きの可能性も。キングストンのあの雰囲気がなかなか出せません、とはメンバーの声。


Captains3 時代から選曲には定評のあるひょこリーズは今回も聞かせてくれました。中でも Salty Dog ならぬ「人間ドック」は前代未聞、抱腹絶倒、お聴き逃しなきよう。解説不要です。

-KG Band-

Salty Dog
Long Black Veil
Hard Travellin'


-Gin Fizz-

Sing Out
Mark Twain
The New Frontier



オリジナル英語版 Salty Dog はこうだったのかと、あらためて認識する、絶好の演奏タイミング。サポートギターやボンゴも入れた5人演奏で幅も広がりました。


くじ引きとはいえ、トリにふさわしい選曲と、アレンジ演奏で高らかに歌い上げました。3人でも5人以上の迫力演奏に聞こえるのはどうしてでしょうか。
-Closing-
Good Night Irene

Copyright 2014 The Reveries