小型ロボット掃除機       2003/04/06

アメリカのハイテク企業が設計した小型ロボット掃除機で、ROOMBA といいます。中国で製造しているので値段は従来のものよりずいぶん安くなっています。あちこちにセンサーがついていて、部屋中を掃除してくれます。まずは左の絵をクリックしてみてください。

 

 どうですか、どんな動きをするかわかりましたか? 最初は丸く円を描くように掃除し、どこかにぶつかると向きを変えるようですね。壁などがあるとそれに沿って隅っこを掃除するようにもできているようです。

 

 右写真の灰色の箱は赤外線か何かのビームを出すようで、大きな部屋の場合や、隣の部屋が続いているときに、境目にこのビームの箱を置いておくとそこから先にROOMBAが行かない、という寸法。

 

 この掃除機は充電式で、充電時間は12時間だそうですから、使い切る前に時々充電をしておく必要がありそうです。

 

 部屋の大きさに合わせて SML のボタンを押すだけで掃除を開始し、一定の時間がたつと自動的に止まるようですから、スイッチを入れて他のことをしていたり、ちょっと外出したりもOKかも。

 

 でも ROOMBA の動きが面白いのでついつい時間が立つのを忘れてしまいます。 

 

 

 ROOMBA の裏側はこんな風になっています。回転するブラシでゴミを取ってくれます。ゴミを捨てるのも簡単。小さなブラシがついていて、隅っこのゴミをかき出すようになっています。

 

 ちょっとした段差やACコードなどは乗り越えて行きます。センサーがあるので、階段や縁側から落ちることはありません。でも小さなもの、軽いものは押しのけたり、押し倒したりするので要注意。

 

 ROOMBA を横から見ると右の写真のようになります。そんなに厚くないので、ちょっとした隙間なら入って行って、掃除し、ちゃんと戻ってきます。  一度だけ、三角形の袋小路に入り込んでいつまでも同じ動作を繰り返したことがありますが、やはりハイテクとはいってもどこか「抜けている」ところがご愛嬌。

 

 使用記がここにも載っていましたので一読すると面白いですよ。

 

                                   (清)